バイアグラの処方について

バイアグラの処方について

近年若年性のEDが増えています。そのため、新婚でも夜の生活に支障をきたすカップルが増えています。そんなカップルの救世主がバイアグラです。バイアグラは1988年にファイザー社から発売された世界初のED治療薬です。バイアグラはED治療薬の中でも使用実績が最も長く、豊富な処方実績があります。ここでは、バイアグラとバイアグラジェネリックについて紹介します。

バイアグラ

バイアグラは、ファイザーよりEDに効果ある医薬品として世界で初めて製品化されたED治療薬です。有効成分は「シルデナフィル」です。錠剤の形はひし形で青色のフィルムコーティング上で薬剤を覆っています。現在バイアグラはジェネリックが主流になっていますが、ファイザーは2016年に舌の上で溶かして服用するフィルム状のバイアグラもリリースしました。フィルムはコンパクトで持ち運びしやすい最新のED治療薬です。

バイアグラの成分と作用

バイアグラの成分はシルデナフィルで、これはPED-5酵素阻害剤に分類されるED治療薬で。PED-5が血管の中で増えると勃起がなえてしまいますが、バイアグラはこの酵素の働きを抑える作用があります。バイアグラは一言でいうと勃起をなえさせる酵素の働きを邪魔する性質があるわけです。バイアグラに限らず、レビトラやシアリスもPDE-5阻害剤です。

バイアグラの心臓への影響

よくバイアグラは心臓に負担をかけるのではといわれますが、この薬はもともと循環器の薬として開発されたものです。開発段階で勃起作用があると見つかりました。そのため心臓に悪いというのは全くの嘘です。バイアグラと一緒に飲んではいけない薬の一つにニトログリセリンがありますが、それと一緒に飲んだ場合の合併症の症状が誤って伝わったものだと考えられます。また、バイアグラのシルデナフィルは、循環器の薬としてもつかわれています。

バイアグラの副作用

よくある副作用は鼻が詰まる、顔がほてるというものです。バイアグラには血管の拡張作用があるため、そういった副作用が出ることがあります。これ以外にも、頭痛、胸やけ、色覚異常を訴える方もいます。バイアグラの副作用は一時的なものなので、あまり神経質になる必要はありません。

血圧の薬を飲んでいる場合は服用はNG

血圧を下げる薬とバイアグラの併用は原則禁止です。バイアグラには血圧を下げる作用があるため、血圧降下剤と併用すると、血圧が下がりすぎ立ちくらみの副作用が出ることがあります。処方前にどのような薬を服用しているか医師にちゃんと相談しましょう。

バイアグラのジェネリック薬品

こちらは2014年より製薬会社各社より発売されています。処方は1錠からでも可能。クリニックによっては来院から10分くらいで処方が終わるケースもあります。気になる価格はバイアグラジェネリック25㎎が350円~、50㎎が775円から処方可能です。

*この記事はこちらのサイトを参考にして筆跡しております。
バイアグラの正しい服用方法と処方【浜松町第一クリニック】